血糖値の正常値・基準値が分からない方のために

3つの検査のうち、どれか一つの血糖値に異常が見られると…

ご存知の通り、血糖値と食事には大きな関係があります。
食後に、食べ物から吸収されたブドウ糖は、血液中の血糖の数値を上げます。

すると、健康人ならば、すぐさまインスリンというホルモンが膵臓から分泌されて血糖値が下がっていきます。

しかし、体に何らかの異常がある場合には、この数値に異常が見られます。
健康診断などで、初めて気が付く方が多いですね。

経過観察や要診断などの指摘を受けて、初めて病院で診察を受けられます。

血糖値を3つの測定時のタイミングで検査する

病院での糖尿病診断検査には、下記の3つがあります。
これらは、食事により変動する血糖値を3つの測定時のタイミングに分けたものです。

随時血糖検査
食後からの経過時間を決めずに採血し、血糖値を測ります。
随時血糖値が200mg/dL以上あれば、「糖尿病型」であると診断されます。

■早朝空腹時血糖検査
検査当日に朝食を抜いて空腹の状態で採血し、血糖値を測ります。
早朝空腹時血糖値が126mg/dL以上あれば、「糖尿病型」であると診断されます

■75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)
検査日の朝までに10時間以上絶食した状態で採血し、血糖値を測ります。
さらに、ブドウ糖液(ブドウ糖75gを水に溶かしたもの、またはデンプン分解産物相当量)を飲みます。
ブドウ糖を飲んだ後、30分後・1時間後・2時間後に採血し、血糖値を測ります。

75gOGTTで2時間値が200mg/dL以上あれば、「糖尿病型」と診断されます。
(明らかに高血糖の自覚症状がある方に75gOGTT検査をすると、余計に高血糖を招く危険があるので、この検査は必須でない。)

上記の3つの検査のうち、どれか一つの血糖値に異常が見られると「糖尿病型」と診断されます。別日に再度検査をして、同じように血糖値に異常があった場合には「糖尿病」であると確定されます。

確かな情報をお伝えしたいので、日本糖尿病学会の「糖尿病診断基準」を引用させて頂きました。

次の通りです。

1.基本的考え方
2型糖尿病は、インスリン分泌低下やインスリン低抗性をきたす素因を含む複数の遺伝因子に、過食(特に高脂肪食)、運動不足、肥満、ストレスなどの環境因子および加齢が加わり発症する。

1型糖尿病では、インスリンを合成・分泌する膵ランゲルハンス島β細胞の破壊・消失がインスリン作用不足の主要な原因である。
糖尿病型の高血糖が別の日に2回確認できれば、糖尿病と診断できる。

ただし、HbA1c≧6.5%の場合や、糖尿病の典型的症状(口喝・多飲・多尿・体重減少)がある場合、確実な糖尿病網膜症がある場合は、同時に血糖値が糖尿病型を示していれば、1回の検査だけでも糖尿病と診断できる。

無治療の糖尿病における持続的高血糖は、細小血管症や大血管症を引き起こし、健康寿命の短縮をきたす。

糖尿病治療の目標は、健康な人と変わらない生活の質(QOL)の維持と寿命の確保である。

2.診断方法および診断基準
型の判定(1時点での高血糖の存在確認)

① 早朝空腹時血糖値126mg/dL
② 75gOGTTで2時間値200mg/dL以上
③ 随時血糖値200mg/dL以上
④ HbA1cが6.5%以上
⑤ 早朝空腹時血糖値110mg/dL未満
⑥ 75gOGTTで2時間値140mg/dL未満

上記の①から④のいずれかが確認された場合は「糖尿病型」と判定する。
⑤および⑥の血糖値が確認された場合には「正常型」と判定する。
上記の「糖尿病型」「正常型」いずれにも属さない場合は「境界型」と判定する。

空腹時血糖値および75gOGTTによる判定区分と判定基準

判定数値 血糖測定時間 判定区分
空腹時 負荷後2時間
血糖値 126mg/dL以上 200mg/dL以上 糖尿病型
糖尿病型にも正常型にも属さないもの 境界型
110mg/dL未満 140mg/dL未満 正常型

「正常型」であっても、1時間値が180mg/dL以上の場合は、180mg/dL未満のものに比べて糖尿病に悪化する危険が高いので、「境界型」に準じた取り扱い(経過観察など)が必要である。

また、空腹時血糖値が100~109mg/dLは正常域ではあるが、「正常高値」とする。

この集団は糖尿病への移行やOGTT時の耐糖能障害の程度から見て、多様な集団であるため、OGTTを行うことが勧められる。

【日本糖尿病学会 糖尿病診断基準:国際基準対応版】

まとめ

病院での糖尿病診断検査には、3つある
食事により変動する血糖値を3つの測定時のタイミングに分けたもの

  • 随時血糖検査
  • 早朝空腹時血糖検査
  • 75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)

これに加えて HbA1c(ヘモグロビン平均値)の数値も検査される。

糖尿病には3つの判定区分がある

  • 糖尿病型
  • 正常型
  • 境界型

「正常型」であっても、1時間値が180mg/dL以上の場合は、180mg/dL未満のものに比べて糖尿病に悪化する危険が高いので、「境界型」に準じた取り扱い(経過観察など)が必要です。

「境界型」は、厳重注意です。正常型であっても数値に余裕がない場合は注意した方が良いです。

気になる血糖値を下げるために!

血糖値を下げる基本は食事療法と運動療法になります。
しかし、どちらも自己管理能力が必要ですよね。自分との闘いです。

  • ついつい甘いものに手がいってしまう
  • 食欲に負けてつまみ食いをしてしまう
  • ジュースを飲み過ぎてしまう
  • もともと運動が苦手

意思の弱い方には辛いことですね。続けて行くことは難しいことかもしれません。
ダメだと分かっていても、ついつい自分には甘くなってしまうものです。

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